sarahrah2019の日記

関東→信州在住20年目。信州の良さを改めて発見していきたい。<p><a href=“https://www.eeplan.co.jp/ ”>株式会社イープラン</a></p>CAD見習い中。

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秋の夕空

夕空がすっかり秋を感じさせるようになってきました。

子どもの頃から、何とも言えない夕焼け空の色合いを見るのが好きです。
昨日はとてもいい色だったので撮ってみましたが、画像に私が見た色彩が全く反映されておらずがっかりしました。
自分の目がカメラだったらいいのにと、昔写真に特に興味を持っていた頃に思ったものですが、
再びこの画像を目にして思いました。もっとピンクのような紫のような微妙な色合いが入っていて、それをメーンに感じたのですが。ほぼそこがオレンジ一色で表現されているようです。


大体、人というのは、カメラを向けると構えてよそ行きの顔をするのでつまらないのです。
私がいいと感じる表情が欲しいのですが、それは、カメラを用意している時点で断たれ、カメラを向けたときには、まるで違うものになっているのです。

今の技術なら、実現可能なのではないかと思うのですがどうでしょうか?この技術が開発できたら、カメラがいらなくなってしまいますね。戦闘モノのアニメの登場人物が被っているヘルメットあたりに似たものがよくついている気がします。もう開発可能か、あと一歩というところでしょうか。VRはかなり近い技術ですが、現物を超えたもの(そこにないもの)を見せられる点が、私の欲しいものと違います。

ただ、この技術は私の欲しいものに繋がっている気がします。
https://tocana.jp/2019/10/post_116812_entry.html
「触覚をリアルに再現する「人工皮膚」爆誕VRに劇的進展! 指に巻くだけで仮想と現実の境はガチ消滅へ!」

そもそもが、人間の目で見たものだって、記憶というフィルムに記録されているはずだから、あえてカメラで記録しなくてもいいはずなんですが、画像や写真みたいに、見たいときにすっと映像で出て来ないからカメラがあるわけですよね。人間の目の代わりにカメラがあり、脳の代わりに記録媒体があると。

そのカメラを介さず、または目とカメラが一体化して、脳の代わりに直接ハードディスクに保管ができれば、記録としての写真の理想だなと思います。脳の中に入れておくと、様々に加工されていますから、いつの間にか。それはそれで面白いんですがね。

カメラの技術を覚えて思い通りの写真を撮るという手もありますが、思ったその時にすぐそのままの色で収めたいわけです。間に合わない。

撮った後に画像を加工して、見たままに近づける手もありますが、瞬間を切り取った時の新鮮な感性そのものではなくなり、別のものになってしまいます。アートとしての写真ではなく、商業的なものはこの方式が向いている分野ではあると思います。

ですが、アーティスティックな作品的なものとして画像を見るときは、一瞬の画、それを目にした時の感覚までセットで写真というものに表現されると思うので、撮った瞬間の画像に表現の全てが完結して欲しい、それが私の願いです。

長野県の不思議(JR)

(1)諏訪でSuikaが使えるのに長野駅では使えない!新幹線も停まる長野県の玄関口で使えない

なんて。信じられないです。スイカで入場してしまった人が改札横の精算窓口で列をなして「スイカ取り消し&現金支払い」をしていました(私もその1人です) 

 

(2)上諏訪駅松本駅の料金が、切符よりもSuica利用の方が3円高い!!

↑コレ謎すぎたんだけど、長野駅に行って分かりました。恐らく「なるべく長野県内のJRでスイカを普及させたくない」意図があるんですね?東京には迎合しないとかいう意識ですかね?

我が家のこの夏の一大イベント

今年の我が家の夏の一大イベントは、振り返ってみれば、8月上旬に長野市に電車で出掛けたことでした。「鈍行に乗り、長々揺られて長野市にたどり着く」そのこと自体が一大イベントでした。

 

暑くて朦朧とする中、駅から歩いてお笑いライブ会場(長野市芸術館)に向かう。その途中の長野駅東口公園で食のイベントがあったので寄りました。食べログ3.5以上の評価のついたお店が出店していました。企画としては、サントリーの神泡サーバーで淹れたモルツビールに合うフードということみたいでした。

 

長野駅からすぐのところみたいだし、会場案内なども出ているだろうと思って東口を出ましたが、それらしき会場が目視できず。駅構内の観光案内所で聞いてみても、案内所の方はイベントの存在すら知らず。やる気ないなー、長野市!!新幹線が停まるからってあぐらかくな、地元の小さなイベントも大事にしてよ!って思いました。とりあえず東口公園への道だけ聞いて、そちらの方面へ向かいました。

 

どうにかたどり着き、暑すぎて具合が悪くなりそうな状態でビールを飲んでいいのだろうか?と思いながらも、会場でLINEくじを引いたら当たりが出て「ビールが1杯無料で飲める」ということだったので飲んだビールでしたが、美味しいは美味しいけど、立ちながら、広場で、片手につまみを持ちながらというのは慌ただしすぎて満足に味わう余裕はなかったです。

神泡を作るところをじっくりみて面白かったけれども、美味しいビールはその他の要素も大事!注いだのはなんと白い紙コップ。せめて透明なプラコップにして欲しかったです。見た目の影響は大きかった。冷房の効いたお店で冷えたジョッキで、つまみはテーブルに置いてゆっくり味わう方がやはり美味しいと思いました。長い時間かけて長野市まで来た疲れの影響もありますね。

 

座るところもろくにない会場に長居はできず、そそくさとビールとつまみを平らげ、すぐに長野市芸術館に向かいました。

しかし、そこまでの道はまるで苦行でした。ろくに日陰もないかんかん照りの中、ひたすら歩くのみ。歩いているつもりでも、なかなか歩が進んでいない。「苦しかった」という印象しか残らず。

 

着いて見て分かったのは、長野市芸術館というのは、長野市役所と一体化したビル。1階に芸術館やチケットショップ、コンビニ、レストランなどがありました。2階以上に市役所機能があるみたいでした。開演までにはまだ時間があったのでレストランでのんびりと過ごしたかったのですが、あいにく日曜日で休みでした。今日ばかりはお金に糸目はつけずにどんな高級そうなレストランでも利用しようと思ったのに、残念!

結局コンビニで冷たいドリンクやアイスを買い込んでベンチにす座って開場待ち。

開場しても中に入れるのは2人だけ。キリンのキャンペーンで当たったチケットが2枚。うちの家族は4人。子どもたち2人でライブを観ている間、大人2人は善光寺参りでもしようと言っていたのですが、気力の限界でした。いいや、ここで涼んでいよう。「長野市に家族みんなで電車で来る」ことがイベント。あとはどうでもいいよ、ということで2人納得してひたすら待っていました。

 

お笑い好きの子どもたちが満足して出てきて、帰り道、ちょうど「長野びんずる祭り」の日で、祭りが始まったところのようで、通りにアナウンスが流れて交通規制が始まったところのようでした。こんなにいくつもイベントが重なっているのに、ほぼアピールのない長野市って面白いところだなと思いました。イベントポスターを各所へ張るとか、盛り上げ方って様々あると思うんですけど。それに比べると松本市では「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」の横断幕を松本駅のお城口に毎年時期になると設置してあったり、松本演劇祭のチラシを毎年リピーターに送付してきてくれるなど、イベント(特に芸術)に対する熱を感じます。イベントの開催を心待ちにする感じがあります。同じ長野県でも地域性の違いがあるんだなと思いました。

トーベン・クールマン 絵本原画展を観て(その2)

8.2
八ヶ岳小さな絵本美術館(原村)
トーベン・クールマン 絵本原画展
7/13〜9/23まで開催

 

お昼はとっても素敵なお庭の蕎麦屋さんへ。
手打ち蕎麦 香草庵。

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香草庵


店の前の庭に見事に紫陽花が咲き誇っていました。紫陽花の間に細い木の道があって、左右に紫陽花を眺めながら自然にお店に誘導されます。

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木の歩道



8月でも紫陽花が見られるのは信州ならではでしょうか。
お店の中に入ると、お店のこだわりが書かれたプレートがいくつかありました。
それによると、アンティークが飾られた本館があるとのこと。
6人以下でないと入れないなど、いくつか注意事項が書かれていました。
ということは、アンテークがないここは本館ではないんだな。
壊すのが怖いので、本館ではない方が落ち着いて食べられそうだからここでいいです。

蕎麦の実や粉やひき方など数々のこだわりの文面があり、どんなものをいただけるのか楽しくなりました。
私は蕎麦粉の味を存分に感じたかったのでそば粉100%で打った十割せいろを頼みました。
十割蕎麦はボソボソ感が出て切れやすかったりするものですが、こちらの蕎麦は、味はもちろんよかったですが、コシがあって歯ごたえがあり、十割のマイナス面を全く感じないものでした。ぜひリピートしたいと思いました。

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十割蕎麦



 
満足して店のドアを出て、庭の中を行きの道とは違う方面に歩いてみました。こちらにも白い紫陽花がこんもりと咲き誇っていました。先進むと色が変わるという「アナベル」でしょうか?咲き始めはライムグリーン→白→またグリーン。ドライフラワーのようになるとのこと。お花には詳しくないので、調べてみると面白いものですね。

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様々に色が変わるアナベル


帰り道は原村のセロリ畑?だと思うんですけど。の間にある道を通りました。長野県のセロリ生産高が夏場は長野県が日本一だとのこと。
私は、他県出身のために余り知りませんでしたが、小学校でこういった内容は長野の子たちは学んで知っているのでしょうね。

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セロリ?畑を縫う道路


 

トーベン・クールマン 絵本原画展を観て(その1)

8.2
八ヶ岳小さな絵本美術館(原村)
トーベン・クールマン 絵本原画展
7/13〜9/23まで開催

日々が過ぎるのは早いものですね。
せっかく行ったイベントなので、書いておきたいと思います。
当時の暑さを思い出しながら(過ぎ去った夏を懐かしみながら)書いてみます。

梅雨が明け、ここ信州ですら昼過ぎからの暑さにはげんなりさせられている日々のこと。
少しでも涼しそうな八ヶ岳に向かいました。
向かう道中も緑豊か、自然豊かで目を楽しませてもらいました。

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道中の景色

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森の中の美術館

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森の中に埋まっているかのよう

到着したのは山の緑の中にひっそり佇んでいる美術館でした。
「どれがそうなの?」と迷ってしまうような、緑の中に埋まっているような可愛らしい建物でした。
入り口には、記念撮影用のボードがあったりして、遊び心が溢れ出していました。

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撮影用ボード

庭には、前に我が家の子どもが欲しがっていたブランコが設置されていました。
「今度来たときにね」なんて言っているうちに売り切れたブランコ、もしかしたらここにきていたのかもしれないですね。

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森の中のブランコ

外も散策したい気持ちよさでしたが、まずは中を見なくては。

美術館というより一般家庭のような建物と受付。お邪魔しまーす、という感じで入って行くと、
「展示スペース1」があったので早速部屋に入りました。
トーベン・クールマンさんの来歴や、どういう経緯でこの原画・お話が描かれたのかなどが紹介されていました。
1作目の「リンドバーグ 空飛ぶネズミの大冒険」は大学の卒業制作とのことでした。ものすごい力作だなと思いました。
プロフィールの段階で心を掴まれ、そのまま「リンドバーグ」の原画の方に進んで行き、お話の内容に引き込まれて行きました。 
絵の緻密さにも舌を巻きました。ネズミ1匹描くのだって、たくさんの毛を1本1本描いていく訳なのに、それが大集合しているシーンなど、どれだけの労力がかかっているのか?こんな細かい絵を何十枚も描き、その前にしっかりとした読ませるストーリーがあって、
なんて素晴らしいんでしょう、これほどの大作をたった1人で描き切った若いエネルギーと才能は!

人間のリンドバーグが大西洋横断飛行に成功したのが1927年、空飛ぶネズミが大西洋横断飛行に成功したのが、1912年。
こんな一見突拍子もないようなお話ですが、歴史をしっかりと調査し、緻密に作り込まれているので、違和感なくネズミに共感し、入り込めるお話になっていました。

今見終わって感じるのは、どんなにたくさんの登場人物(ネズミ)が出てこようとも、
手を抜けば、作品全体に影響してしまうということ。
全体を通して描き切る熱意がないと、きっと作品としての魅力がこんなに出て来ないのだろうなと。
芸術家としてのプライドは大事ですね。

2作目は「アームストロング」。この作品でも、人間よりも先にネズミが月面着陸に成功しています。
1955年、宙(そら)飛ぶネズミ、月面着陸成功。1969年、アポロ11号月面着陸。アームストロングとオルドリン、人類で初めて月におり立つ。

3作目は新刊の「エジソン」。このお話では海底の大冒険が繰り広げられます。タイトルからは想像できない内容です。作者が、これまでの2冊とは構成を変えたいと思ったそうです。エジソンの発明に直接つながることを避けて、これまでにないひねりを加え、宝探しの物語にしようと思っていたそうです。主人公のネズミにとっても、驚きのある物語にしたかったとのこと。そんなわけで、「エジソン」は、普通の冒険物語としてもとても楽しめるお話でした。ネズミに感情移入しやすいと思います。大人も子どももつい夢中になって読んでしまうお話でした。

そして、この3冊を通して描きたかったのは「ひらめき」「根気」「独創力」だとのこと。作者のクールマンさん自身がこの3つを使ってこの3冊の作品を描き切ったのだと思います。ネズミが人間より一足早く発明をしていたという発想、そして人間自身の発明と無理なく絡ませるお話展開(ひらめき)、小さくて毛並みの豊かなネズミを数多く描き上げる根気、すさまじいものを感じます。
「アームストロング」を描き上げた頃、次の作品を構想していたそうですが、「エジソン」を描いている最中にも次のアイディアが湧いて来たそうです。近いうちに4冊目の絵本に取り掛かることになるかもしれないとのこと。

モンテッソーリ教育の子育ての本で「子どもは動きながら学ぶ」というものがありますが、ちょっと似ていますね。「大人は集中して仕事すると、新たなアイディアが浮かぶ」

「今、飛んでる?」を観て(その3)

その2の投稿がだいぶ前になってしまって間延びしてしまいました。お許しください。

続きをアップします。

 

アクロバティックな要素が全て出終わって

その後舞台は終息に向かっていきました。

 

大人でも分かりにくかったくらいなので、小学生では、ストーリーがよく分からなかったとのこと。

でもアクロバットは見たまんまなので楽しめたようです。

 

終演後には記念撮影もしてもらいました。暗いし慌てていたので上手く撮れませんでしたが。

アンケートを書いて外に出たら、ほんの1時間の間に駐車場g15cmくらいの水たまりになっていました。

ただ、水たまりになっていたのは半分から奥の方のスペースで、半分から手前は水がほとんどたまっていないようでした。

あいにく奥のスペースに停めていたうちの車にたどり着くためには、水浸しになるしかなかったので、諦めてえいやっと水たまりに足を突っ込みました。子どもの頃、台風で道路が冠水していた時のことを思い出しました。うちの子にはこんなことは初めての体験だったので、これも思い出に残るかなといい方に考えることにしました。一度車のシートに座ってから靴を脱ぐと見事に靴の中に水がたまっていたので左右1回ずつ駐車場に出させてもらってから出発しました。子どもはできないというので、家に帰ってから水を出すことにしました。帰る道中、「生ぬるくなってきたー」などと言いながら、水遊びのイベントに行ってきた感覚で帰ってきました。

夏の終わり・・・

急に朝晩涼しいを通り越して寒さすら感じるようになったなぁ・・・と思っていたら、

帰宅後の駐車場にすっくと立っていました。きっちり夏の終わりを告げに来たのですね。

夏の終わりを告げる花と言われるは夏水仙ですが、全くもって本当なんだなと思わされました。

信州の短い夏は本当に短い。

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暑い暑いとエアコンの効いた部屋で高校野球を観てお盆休みを過ごしていたらもうこの朝晩の冷え込みが来るとは。今シーズン1回も海どころかプールに行っていない。海に行く様々な余裕が今年はないため、せめてプールに子どもを連れて行ってあげたかったのですが。

夏のプールは混んでいるし、まー、1年中屋内プールはやっているので9月に入ってからでもいいかとのんびりしているうちに寒くなり過ぎてプールが億劫になりかねない。早めにいかねば。