sarahrah2019の日記

関東→信州在住20年目。信州の良さを改めて発見していきたい。<p><a href=“https://www.eeplan.co.jp/ ”>株式会社イープラン</a></p>CAD見習い中。

ふきとのたたかい

コロナ禍により急遽在宅勤務となり、ほぼ在宅にて過ごしているうちに冬から春を迎え、ふきのとう、水仙や桜の時期は足早に過ぎ去って行きました。
もうかりんの花が咲いたかと思っていたら、藤の花、あやめも終わり、ふきが大成長していました。数年間忙しさにかまけて放ったらかしにしてありましたが、せっかく出てきてくれているのにもったいないし、やるか!と重い腰を上げて、土日の休日に、ふきに向き合いました。

刈っても刈っても、まだある…という遅々とした歩みかと思われましたが、子供たちに手伝ってもらって2時間くらいで刈り取りは終了。気がつくと、ゴールデンウィークの網戸の張り替え以来の腰痛が復活していました。。腰痛だけではなく、脚も筋肉痛。かなりの全身運動なんですね、農作業って。普段私が運動してなさすぎなだけかもしれませんが、かなりのダメージがありました。

一仕事終えてもまだまだ終われない。下準備=アク取り(板ずり、茹でこぼし、皮剥き)、調理までやってしまわないと。ネットで調べたところ、下準備を終えた状態で、水を毎日取り替えて5日保つとあったので、ま、ゆっくりやればいいかと思い直しはしましたが、何しろすごい量だったので、3分の2の量をお隣さんにお持ちしました。快く引き取ってくださったのでありがたかったです。

作業に追われていたので、写真を撮っておかなかったのが悔やまれます。
うちの分担、3分の1でもこんなにあるの?って量でした。
スーパーでは1束200円くらいで売っていたので、
うちのを売れるものなら1万円くらい行くんじゃないか?
と、お金に換算して、それだけの価値があるものなんだから、美味しくいただこうじゃないかと無理やり思うことにして、作業開始。
里山の仕事って大変。
板ずり、簡単そうだけど、ふきって長いし、1本1本長さが揃っていないし、塩は飛び散るしで、なかなかすんなり行かない。まな板からふきがずり落ちたり、塩が床に落ちたりしたのを整え整え、じわじわと進める横で、子どもたちが、板ずり終了後茹でたふきの皮むきをやってくれました。私はちょうど爪を切ったばかりだったので、助かりました。皮むきが最も大変な作業だと思います。ネットで調べたら、爪でむくと書いてあり、
来年はしっかり爪を伸ばして準備をするぞと心に誓いました。
根気よく調べてみましたが、爪でむく意外の短縮技は発見できませんでした。
干し柿用の柿ならピーラーで楽に向けるのに。
ふきはピーラーでは上手く向けないとのこと。体験済みの家族二人から返されました。
ふきの時短皮むき、時短アク抜き方法があれば知りたい!と切に願いました。
知ってる方、教えてください!

土日かけて「板ずり・茹でこぼし2回」は終了。どうにか半分の量の皮むきまで終わりました。

 

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日曜日までに皮むきした分


 

本日水曜日。あと大きなボール1つ分くらいの量の皮むきが残っています。
下の写真は月火で皮むきしてもらった分。

 

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月火で皮むきした分

 


昨日はようやく調理ができて、美味しくいただきました。
まずはふきと油揚げ煮。義母の味を覚えている夫が作ってくれました。ちょっとしょっぱめだけど美味しい。苦労しただけあって、アクはしっかり取れていてよかったです。
すぐに売り切れて、次は鶏肉も入れて、ふきと油揚げと鶏肉の煮物。これもすぐなくなっちゃった。鶏肉を入れた方は、私が在宅勤務中に長女が作ってくれました。ありがたい。こちらはちょうど良い塩味でした。


明日は休みなので、明日中には全てのふきをやっつける所存です。
爪が黒くなってて深爪になってるけど、あとちょっとだから頑張る!

何か珍しいふき料理ないかな?
私も調理せねば。

 

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まだ皮むきしていない分

 

今回、ふき調理をネット検索して初めて知った重要な情報が1つ。Googleによると以下の通りです。

ふきには食べ過ぎると肝臓にダメージを与える肝毒性の強い「ペタシテニン」や「ピロリジジンアルカロイド」という物質が含まれています。しかし、これらの毒は、生で大量に食べた場合は身体への影響が心配されますが、きちんと調理をしてあれば、問題はありません。そして、ふきは調理する前は、しっかり「あく抜き」をしましょう

 

水溶性の毒とのことなので、茹でたり、水にさらしたり、何度も水を取り替えたりが大事なのだと分かりました。

ふきのとうも同じとのこと。今までふきのとうはあく抜きしないで使っていました。今後はしっかりあく抜きをするつもりです!